放射能と放射線の違いをわかりやすく解説！具体例も紹介っ！

どうもです、いろはす（@irohasu_free）です。

テレビのニュースや雑誌などを見ると、「放射能汚染で・・」「放射能と戦う◯◯が・・」「放射線対策で・・」という感じで、放射能と放射線という言葉がよく使われていますよね！

でも、よく考えてみたら「放射能と放射線の違い」って知ってる人少ないんじゃないの？と思ったんですよ！

なども一緒に、違いをわかりやすく説明しているので、プチ雑学として身に付けちゃいましょう！^^

放射線って何？

まず放射線についてですが、放射性物質と呼ばれる不安定な原子が壊れた時に飛び出る物質になります。

この時ものスゴいスピードで放出されるのですが、目に見えない上に熱も持ってないので、ガイガーカウンターなどの特殊な機器で測定するんですね。

放射線の種類は、性質によって分類されているのですが、有名のはコチラ。

どれも一度は聞いた事があると思いますが、α線は空気中でも数センチしか進めないけど、それ故に体内に入り込んでしまった時は1番厄介と言われています。

そしてガンマ線は壁などをすり抜ける性質があり、遮断するには4cmの分厚い鉄板や、27cmの分厚いコンクリートなどが必要になるんですね・・怖過ぎる(；´Д｀)

人体にメチャ悪い！

「被曝」という言葉を聞いた事があると思いますが、コレは放射線が人体にさらされている状態を表しています。よく「浴びている」とも表現しますよね。

言うまでもありませんが、この被曝している状態は僕ら生物にとってかなり有害で、その浴びた量によって何らかしらの異変や障害が発症してしまいます。

分かりやすいように３段階に分けて強さ&起こりうる症状をまとめてみました！実はもっと細分化も出来るのですが、分かりにくくなるので、その点ご了承くださいm(_ _)m

一度に10シーベルトという超大量の放射線を浴びる可能性は現実的にほとんどないと言えますが、心配なのが少量の放射線を時間をかけながらゆっくり浴びるケースです。

現時点では、1シーベルトの放射線をゆっくり時間をかけて浴びると、ガンや白血病になる可能性が生涯を通して約5%ほど上昇すると言われています。

もっと被曝量が少ない場合は、DNAの傷付き具合が小さくなるので、ガンを発症する確率も比例して小さくなります。先ほど紹介した、自然放射線などがそれに当たりますね！


子供は例外！

意外と身近な放射線！

何とも恐ろしいこの放射線ですが、工業・農業・医療現場など多くの場面で使われていたりします。

馴染みがあるのは、医療で使われているX線ですよね！

などにも、用いられています。

人間ってスゴい事しますね・・たくましいというか何というか・・^^;

セシウムも放射線の一種なの？

放射能は何なの？

どちらかと言うと「放射線」より、コチラの方が聞き慣れているかと思いますが、正確な意味としては放射線を出す能力になります。

なので、先ほど説明した「放射能物質」とは、放射線を持ったモノと言えるんですね！

このフレーズを聞くと、ちょっと違和感があるかもしれませんが、コレは現在の日本で間違った使い方をされている証拠と言えます。

コレについては、次で詳しく見てきます！

違いをわかりやすく説明！

「放射線」と「放射能」の違いですが、コレも学術的に説明すると専門用語が飛び交ってかなり意味不明な感じになってしまうので、分かりやすい様に、例えを使って説明して行きます。


電気で説明した場合！

つまり、電気（放射性物質）が光（放射線）を発している時、その電気は光を発するパワー（放射能）を持っているワケです。

こうやって見てみると、当たり前の事をそのまま言っているように感じて違和感がありますが、本来はこういう意味があるんですね！理解を深めてもらうために、もう１つ例を見て行きましょう！


うんこで説明した場合！

子供にもわかりやすく説明すると、こうなります（笑）

ちょっと放射能を「◯◯する能力」とするのが、理解しにくいですが、◯◯するパワーを持っているというイメージですね！
そもそも、うんこ自体にそういうパワーがないと、匂いは広まらないワケですから。

言葉の使い方が間違っているの！？

よくテレビや雑誌などのマスコミが「大量の放射能を浴びたら・・」「このままでは放射能に汚染されて・・」という表現を使っていますが、この記事を見ると分かるように、本来の意味とは間違った使い方をしていると言えます・・^^;

現在の僕らがイメージしている放射能は、放射性物質の事を言い表してる感じですが、厳密に言うと違うんです！つまり、放射能＝放射線＝放射性物質という感じで、全て同意義の言葉として扱われているという・・^^;

ニュースだけじゃなく、映画『ゴジラ』などの娯楽でも当たり前のように使われているので、そのイメージが定着してしまっているんですね〜

まぁ、日常生活において学問的な話しをする事は専門家じゃない限り、ほとんどないと思うので、ハッキリと区別する必要はないとも言えますが^^;

まぁ、実際には放射性物質の事を放射能とした方が分かりやすいと言えば、分かりやすいですよね（笑）

最後に

改めてこうゆう風に見てみると、「放射能」という言葉自体かなり曖昧というか、何とも使いにくい言葉ですよね・・^^;　そもそも「◯◯する能力」という意味の言葉自体、珍しいですし（笑）

そして途中でも描きましたが、学者でもない限り学問的な意味で使う事はほとんどないと思うので、今回紹介した違いを知っても「ふ〜ん、そうなんだｗ」という風に感じると思います！僕もそうでしたしｗ

という感じで、正しい意味を知れたので、これからマスコミが報道する意味をチェックしておくのも面白いかもですね！^^

いや〜こういう事を知ると、「世の中一体、何が正しくて何が正しくないのか？」ますます自分で見極めるフィルターが必要になってきますね。情弱って怖いｗ

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